ちょっと変わった日本画の展示会

2013.08.23

ちょっと変わった日本画の展示会

企画戦略部の新屋敷です。
江ノ島から見える日没が先月だいたい7時頃だったのが
昨日の時点ですでに6時半になってるようで、
冬に向けて時間が流れているような、いないようなですね。

そんな中、時間があればグラフィック系の展示会を
暑い中練り歩く僕ですが、先日東京都美術館
開催されている「福田美蘭展」にいってきました。
日本を代表するグラフィックデザイナー福田繁雄氏の
娘で日本画家なのですが、よくイメージされる日本画とは違い、
完全に親の血を受け継いだ独創的な作品が特徴です。

例えば美術館で飾られている絵画は触れてはいけないという
ルールがあるのですが、彼女の作品は入口の床に作品が置かれていて
土足で踏んでもOK!であったり、二つに折られていて自分で開かないと鑑賞できない、
という実験的な作品、あの有名なモナリザがモデルとして描かれていない時間の
「休憩」をしている作品で時間軸を表現するなど、
これまでの絵画鑑賞とはちょっと…いやだいぶ異なる発見があると思います。
興味ある人は上野の東京都美術館へ。9月29日まで開催中です。