梨のサングリア

2015.11.02

梨のサングリア

メディア開発部の春山です。

 

先日「梨の日本酒サングリア」というレシピをネットで見かけたので実際に試してみました。日本酒に切った梨を入れて冷蔵庫で冷やすだけというものです。twitterに描き込まれた本家は「梨/豊水」×「日本酒/楯乃川」、リンク先のリポートでは「梨/あきづき」×「日本酒/上善如水」で作ったそうですが、我が家では「梨/南月」×「日本酒/秩父錦」を用意。ワンカップの空き瓶に3本分仕込んで、日を置いて浸かり具合がどう変わるか、飲み比べです。

 

■半日経過

単純に冷えた日本酒と梨がみずみずしくて美味しい。梨の甘さで日本酒の角が取れて飲みやすいけど、梨自体は逆に酒臭さが移って微妙か?大体想像の範囲内で、まあ正直これなら梨と日本酒を別々にした方が美味しい気はする。

 

■1日経過

梨がずいぶん変色。日本酒にもずいぶん梨の甘い香りが移り、漬かり具合はいい感じに見える。が、梨の水気で薄まりアルコールの味だけ残った感じの日本酒と、酒っぽさがより際立ったパンチのある梨はかなり攻撃的で、ズバリ言ってこれは失敗か?という感じ。このあたりは梨の品種と日本酒の銘柄で変わるだろうなという印象。

 

■3日経過

1日漬けたものが、イマイチ、イマニ、イマサンレベルだったので正直2日目はスルーしてしまった3本目を3日目に開封。梨の色はほとんど茶色く、日本酒もうっすら黄味がかった印象。だが匂いはものすごくまろやかで、前回まであったアルコールの鼻腔を突く刺激はゼロ。飲んでみるとこれがまた完全に梨と日本酒が融合し、お互いの嫌な主張がまったくない溶け具合!美味すぎる!アルコールの嫌な部分が飛んだ感じで、果実の甘さで酩酊する水。梨自体にも日本酒がギンギンに漬かりきっていて、「噛む日本酒」というかなり危険な味わいになっておりました。

結果的には3日目のものが一番美味しかったですが、量や品種にもよると思うのでこれからも研究を重ねたいと思います!お試しあれ!