ガウディノウエ

2014.09.10

ガウディノウエ

お世話になっております。松本です。

 

まだ少し暑さは残りますが、
朝晩は気温が下がり
 
夏の終わりをさみしく思われる方、
涼しさに喜びを感じられる方、
それぞれの季節ですね。
 
私は専ら前者です。
 

ですが、秋は
 
食欲の秋!
運動の秋!
 
そして、芸術の秋!

 
というわけで、先日
特別展 ガウディ×井上雄彦 -シンクロする創造の源泉-
を六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーまで観に行ってきました。
 
最終日に行った為、入場にまさかの70分待ち!
 
しかしその価値のある展示物ばかりで
 
井上雄彦の絵も、
ガウディの作品も、人生も、
とても素晴らしかったです。
 
2人の天才には、似ている点や
偶然の必然などがあり
興味深い展示になっていました。
 

ガウディの作品のレプリカを触れたりするコーナーや、
プロジェクションマッピングを使った幻想的なフロアもあり、
 
たくさんの趣向が凝らされている空間を歩いていると、
出口までの時間は濃く、
しかしあっという間でした。

 

ガウディは、若いうちに身内を多く亡くし、
自身も生まれながらにして病弱であり、
様々な病気や障害と闘っていたと聞きます。
 
家族をなくしてからは、
パトロンや弟子に支えられて、
作品作りに没頭していたようですが
 
なんだかとても、さみしい人だったのではないかと思い、
その反面、粉砕タイルなどの明るい作風の造形も残しているガウディは、
とても孤独だったのではないかと
作品を見ながら
勝手に考えてしまいました。
 
天才ゆえに孤独だったのか、
孤独ゆえに天才だったのかはわかりませんが、
亡くなる際のエピソードもとても切なく、
胸が痛くなりました。
 
そんなガウディが、
半生をかけて創ることに挑んだ、
代表作サグラダファミリア。
 
後半生は一切の娯楽を断ち禁欲し
教会を創ろうとしたガウディ。
 
今も作り続けられている世界遺産として有名なこちらは、
 
実際観た知人の話を聞くと
「素晴らしかった」
という意見と
「作業がまだ行われている為、クレーンなどが景観を損なっていた(仕方ないのですが)」
という意見の
真っ二つに分かれる為、
 
完成予定の2026年。
それまでに貯金をして、
生で、自分の目で、
完成したサグラダファミリアを観てこようと決心致しました。
 

テンションが上がり、
鑑賞後、特設ショップでパンフレットや

お土産を

たくさん買い込んでしまいました。