兄弟の運命

2014.11.12

兄弟の運命

こんにちは。企画戦略部の浜津です。
先日、義兄の結婚式に出席するため夫の地元である大分県の日田市へ飛んで参りました。
連休だしのんびり観光でも〜というわけにはいかず、結局ほぼ夫の実家で過ごしました。
夫の姉は私と同じ年で子供が4人(小4長男、小2次男、年長三男、3歳長女)もいるので
うちの娘は突然4人もお兄ちゃんお姉ちゃんが出来て大喜び!!
後を追って色々まねごとをするもんだから目が放せないし、大騒ぎだし、とにかく疲れました…。
でも、決してなることのできない「末っ子」体験をさせることができるのは本当に良かった。
「長女」の運命を背負った娘は、もしこの先弟や妹ができたら
たくさんの我慢や責任を強いられる立場になるわけですよ。
そう思うと今たくさんたくさん甘やかしてやりたくなるんです。

私は年子の兄と3つ下の弟の3人兄弟で、真ん中っこです。
だもんで、かなり自由気ままに育ってきました。
親もたくさん泣かせました(T T)
しかし兄はというと、一つしか違わないのに小学生の頃は「礼儀の躾」は兄にされていましたし、
出張で年に数回帰れるか帰れないかの父とパート勤めの母にかわって、夜まで3人の時は兄が全て仕切って面倒をみてくれました。
さらに高1で始めたアルバイトの給料から、中3の私と小6の弟にお小遣いをくれました。
(一応私も高1で初めてもらったバイト代から中1の弟にお小遣いあげました。1回だけ)
何よりも頼もしかったのは、やはり父の闘病期間と亡くなった時の葬式や今に至るまでの家族や親族のケア。
本当に感謝してもしきれないし、正直初めて「兄弟」のありがたみを痛感しました。
弟はまだ実家で夢を必至に追っていますが、すごく応援してるし、母の側にいてくれるのは本当にありがたい。

もともとは一人っ子が羨ましくてしょうがないコだったんですけどね。
実家はマンションで部屋数も少ないもんで、小6まで6畳に3人一緒だったし、
中学から部屋はもらったものの4畳の狭い物置みたいな部屋で、高校の時遊びにきた友達に「牢屋」と言われたり、
小5の頃、あんまり天気が良いからベランダに新聞紙敷いて寝てたら
兄に「きたねーなルンペン!!」と言われ、それから何ヶ月か兄と弟に「ルンペン」と呼ばれ絶対に触れないようにされたりして、
兄弟なんて要らない!!一人っ子がいい!!一人っ子!! I WANNA BE HITORIKKO!!
と何度も思いましたが、
今は本当に兄弟の存在がありがたい日々です。かけがえのない宝です。
長女の話からずれてしまいましたが、そんなことを思う今日この頃でした。

ご静聴ありがとうございました。