- 2013.09.03
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生き物も水槽も増殖中!!
お世話になっております、福島です。
まだまだ暑い夏が続いていますね。個人的にはナツが大好き! なのですが、趣味のアクアリウム的には暑さが大敵なのです。
いくら熱帯魚とはいえ、室温が40度近くまで上昇する部屋の中では耐えられずどんどん煮魚になってしまうのです。そんなわけで、我が家の水槽部屋はここ数カ月ほど24時間ずっとエアコンが稼働中です。
おかげで、昨年まではエアコンのリモコンが見当たらないためにしょっちゅう部屋中を血眼になって捜したりもしたのですが、今年はリモコンが見当たらなくてもビクともしない精神状態になりました。
今もリモコンは見当たらないのですが、どうせ点けっぱなしなので無問題なのです。さて、飼い主よりずっと快適な環境に設置された私の水槽紹介の時間です。
今回はコチラ!
お分かりいただけますか? 水槽内にわんさか繁殖している黄色い貝を。これは「ゴールデンアップルスネール」という名の貝なんです。「黄金林檎貝」だなんて、バブリーな感じがしてゴージャスだと思いませんか?この貝を購入したキッカケは、水槽内に【ヒドラ】という微生物が発生したせいなのです。
体長数ミリ程度でイソギンチャクの仲間なのですが、この【ヒドラ】の名前が示す通り半端じゃない生命力を誇っています。身体を千切っても気がつくと分裂復元して数を増やし、生まれたばかりの魚の稚魚を捕食するというモンスターぶりです。
この【ヒドラ】を進んで捕食してくれるのがこの「ゴールデンアップルスネール」。今年の6月に3匹ほど購入したのですが、わずか2カ月ちょっとで数百匹にまで増えてしまいました。もちろん【ヒドラ】は瞬く間に駆逐されたのは言うまでもないでしょう。しかし、【ヒドラ】を上回るハイペースでどんどん繁殖しているのです。水槽の水が酸性に傾いていればここまで増殖することはないのですが、たまたまこの水槽はアルカリ性の強い水質だったので、繁殖に最適な環境だったわけです。
さて、どうしたものか?いまでは沈下性の熱帯魚のエサは、そのほとんどがこの「ゴールデンアップルスネール」の胃袋に収まっています。このままでは熱帯魚達に餌が行きわたらず、栄養不足になってしまう魚が出てきてしまいそうです。
こうなったら仕方ありません。もう1本水槽を立ち上げて、「ゴールデンアップルスネール」専用水槽を作るしかないのです。
はぁ、水槽の増殖が止められません……。