- 2014.03.10
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2014春アニメ
メディア開発部の春山です。
春のテレビ番組改編期ということで、新番組をチェックしております。しばらく「テレビ離れ」をしていた時期もあったんですが、3年前にNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」を毎日観るようになってから、時間に縛られて観るミニマルな感覚が気持ちよくなってしまい、しばらく敬遠していた連続ドラマやアニメを積極的に観るようになってしまいましたた。
中でもアニメはご存知のとおり、毎期大量に制作されておりまして、今期でいえば新作が一気に50本スタート。それだけあれば何本かは好みのタイトルもあるだろうと、毎回気になるタイトルを数本ずつチェックして「自分探し」のように好みにハマるタイトルを探して観ています。ちなみに前期までは「キルラキル」がここ10年で一番ハマったアニメでした。
さてそんな今期のアニメ、個人的に一番期待しているのが、Eテレでスタートする10分アニメ「わしも」。
原作は昨年「あまちゃん」で一世を風靡した宮藤官九郎、イラストは「タモリ倶楽部」でおなじみ安齋肇。そして監督がなんと今川泰宏!さきほど「キルラキルがここ10年で一番ハマった」と書きましたが、その10年前にズッポシハマったアニメこそ、今川監督の「鉄人28号(2004年版)」なのです。今川監督を世に知らしめた出世作といえば、こちら!「ミスター味っ子」の味皇!
こんなシーン原作に一切ないのに、ミスター味っ子の味皇といえば「美味いぞ〜!」と言って暴走したり巨大化したりする、というイメージがトラウマ的に残されているのはすべて今川監督の手によるものです。
他にも、横山光輝キャラ総登場の「OVA版ジャイアントロボ」や、ガンダム同士が殴って戦う格闘アニメ「機動武闘伝Gガンダム」など、原作無視の超ハイテンション演出がシビれる今川監督の最新作が、Eテレで!クドカン原作で!安斎さんの絵で!でもロボットアニメ!と、どう考えても間違いなさそうなのでとても楽しみです。