- 2014.09.26
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話題作
お世話になっております。営業部の和田です。
数々のブームを経てもはや日本でも人気が定着している
印象の海外ドラマですが、かくいう僕も「コールドケース」や
「ドクター・ハウス」など何作品かドハマリしたシリーズが
ございます。そして今現在、狂おしいほどにハマっているのがコレ
「ブレイキング・バッド」です。
TV界のアカデミー賞ことエミー賞の主要6部門独占というニュースと
ネット上でのあまりにも高い評価が気になって観始め、まんまと落ちました。
ストーリーは予告編やwikiを見ればわかる通り意外と単純で
主人公のウォルター・ホワイト(50歳・化学教師)がある日癌で
余命わずかと診断され妊娠中の妻と脳性麻痺で障害を抱えた息子に
財産を残すため、化学の専門知識を活かして麻薬の製造に手を
染めるのだが…というもの。
設定だけみれば重苦しい内容なのですが、このドラマの特徴である
舞台ニューメキシコ州アルバカーキのカラッと乾いた町と砂漠の
風景、そして徹底的にコメディの様式に則った演出のおかげで
ジメジメとした印象は受けず、どこか楽しくさえ感じるほど。
とはいえ、やはり内容はドラッグに関してなので、必然的かつ
圧倒的に暴力・復讐・制裁の連鎖で、思わず目を覆うシーンも
多くあります。ただ根底には家族愛や友情がテーマとして明確に
存在し、笑って恐怖してビックリして泣いて、と観ている
僕の顔はまるで百面相。一本道でかつジェットコースターの
ようなストーリーに、凄い量の要素が詰め込まれており
色んな視点で考察できそうな内容です。
それともう一点、なんといっても主演のウォルターが良い!
エミー賞の最優秀主演男優賞4年連続も当然と感じます。
最初は気の弱そうな化学の先生が、否応なくドラッグの
世界に巻き込まれ、ストーリーが進むごとにどんどん凄みを
まして裏社会の中心に躍り出ていく姿に、もの悲しさと
カタルシスを同時に感じてしまいます。いよいよファイナルのシーズン5が10/3よりレンタル開始らしく
この一週間はながーーーく感じそうです。