- 2013.11.18
-
ヒレハレ
お世話になっております。営業部の和田です。
最近、めっきり冷え込むようになりましたね。
冬ももうそこまで・・・。
そして寒くなると恋しくなるのが、燗酒。
寒い時期、燗をつけたお酒を一献傾ければ、全身が
ぽかーっと温かくなり、肩こり・腰痛・眼精疲労・冷え性etcが
面白いように消え去ります。
先日、山口県に旅行に行ったのですが、自分へのお土産と
いうことで、ふぐのヒレを買って帰りました。
さっそく徳利を買ってきて熱燗をつけ、ふぐのヒレ酒を
自宅でやってみたのですが、これがまた旨いのなんの。
魚介類の味やにおいを移して飲むなんて、日本酒以外では
あまり聞いたことがありません。日本酒の懐の深さよ。
こりゃハマった!と思ったのですが、ふぐのヒレなんて
都内ではそうそう気軽に手に入れられるものでもありません。
でも飲みたい!と調べてみるとふぐ以外にもヒレ酒や骨酒は
いろいろな種類があるんですね。ポピュラーなのは岩魚の骨酒や
カニの甲羅酒でしょうか。
その中から、自宅で試せるものということでさっそく
近所のスーパーで鯛のアラを買ってきて、背びれを切り取って炙り
自家製「鯛のヒレ酒」を作ってみました。
アラとは言え魚の王様・真鯛!これは期待できる!と一口・・・。
な、生臭い。飲めないことはないのですが、けして美味しい
ものではありませんでした。まぁ大・失・敗です。
そして独り身の悲しさ、大量に作ってしまった失敗作のヒレ酒を
涙目で飲み干し、いくら飲んでも酔えない酒もあることを知りました。
美味しく作ろうと思えば、天日で干したりしっかり炙って火を通したりと
なかなか手間のかかるものなんですね。
いつか再チャレンジでリベンジを果たしたいものです。