- 2015.01.19
-
レジェンド
お世話になっております。
営業部の和田です。
ちょっと時間が経ってしまいましたが、昨年末の
ボクシング興行について。
近年、大晦日はボクシングというのが定着してきたことも
あり、12/30,31の2日間で世界タイトルマッチが計8試合!
日程の一極集中、世界戦の乱発については様々な意見が
ありますが、いちボクシングファンとしては夢のような
二日間でありました。
昨年よりIBF・WBOが日本で認可されたことにより単純に
考えれば世界戦の数はこれまでの2倍。つまり世界チャンピオンに
なれる確率も2倍となったわけで、厳しい言い方をすれば
「ただの世界チャンピオン」ではなかなか世間にインパクトを
与えられない、今は「本当に強いチャンピオン」しか
評価されないという、ある意味シビアな時代になってきたということです。そして今、日本では山中慎介選手(バンタム)や内山高志選手
(Sフェザー)など世界的に見ても強豪の王者が現役で活躍しており
まさに黄金時代と言っても全く差し支えありません。
それだけでも凄いのですが、昨年12/30に我々はもしかすると
「伝説」の幕開けを目撃してしまったかもしれないのです!
井上尚弥、世界最速・デビュー8戦目での2階級制覇!
1階級目のライトフライ級から一気に2階級上のスーパー
フライ級、相手はオマール・ナルバエスというプロ49戦48勝1敗
アマプロ通じてダウン経験なしというディフェンスマスターの
レジェンド王者ということで苦戦が予想される中、2ラウンド
までに4度のダウンを奪ってのKO勝ち。
何も知らない人が観れば、弱い相手を引っ張ってきて派手に
倒したんじゃないかと誤解されるほどの圧勝・完勝でした。
海外にも衝撃を与え、本場アメリカの有力ボクシングサイト
複数で並み居るスターを押さえて昨年のMVPに選ばれました。
この21歳の若者に、ボクシングファンであれば誰だって
夢を抱いてしまうでしょう。
全団体統一王者、5階級制覇、ラスベガスでのビッグマッチ…。
同じ時代に生きる者として、見逃せないですよ!